こんにちは。Shioriです。
みなさん一度は「仕事を辞めたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。
しかし、辞めたいとは思っていても、
・上司との関係が悪く言い出せない
・次の仕事が決まるか心配
などの理由で、仕事を辞めることが怖いと思っている人も多くいます。
私はHSPなので、上記のようなことを思い仕事を辞めることが怖かったのですが、現在では2回転職を経験しています。

特に1社目の仕事を辞めるとき、怖かったなぁ…。
「仕事を辞めることが怖い」と思っているHSPでも、円滑に仕事を辞めるにはどうしたら良いのかといった内容を以下の順に解説していきます。
仕事を辞めることは怖くない!
仕事を辞めること自体が悪と思っている人や、そういった雰囲気の職場もあるかもしれません。
しかし、仕事を辞めることは悪いことではないですし、怖いことでもありません。
自分が実現したい将来や幸せと感じる状態にするために、今の仕事が弊害になっているのであれば、辞めた方が自分にとってプラスになることがあるからです。
仕事を辞めることは怖いくないと思う理由を、以下の順に解説していきます。
3年以内に仕事辞める人は全体の30%以上
厚生労働省による平成29年3月卒業者データによると、新卒で就業3年以内に仕事を辞める割合は全体の30%以上と、多いのです!
内訳は以下の通りです。
※( )内は前年比増減
・大学卒:32.8%(+0.8P)
・短大など:43.0%(+1.0P)
・高校卒:39.5%(+0.3P)
・中学卒:59.8%(−2.6P)

私は1社目の会社を辞めたいと思い両親に相談したとき、「石の上にも三年。3年以上勤めないとどこも行けないよ。」と言われていました
私と同じように相談した相手に言われて悩んでいる人もいるかと思います。
ですが、数字で出ているように一般的にも意外と辞める人って多いんですよね。なので、あなたの「仕事辞めたい」は決して甘えや忍耐弱いわけではないのです。
何なら、自分が幸せになるために、仕事を辞めるといったことが手段になります。それって、本当は悪いことではなく、それどころかワクワクすることでもありますよね!
でも、「転職できるの?」と不安に思いますよね。
それではどのくらいの人が転職経験があるのか、見ていきましょう。
転職が一般的になりつつある!?
総務省の2022年労働力調査によると、過去1年間の離職経験者のうち転職者数は303万人です。
前年と比較すると13万人の増加しています。
コロナウイルスの影響があるのか、2020年、2021年と転職者の減少が見られましたが、最近は戻ってきています。
2020年以前も転職は活発に行われていましたが、やはり最近は転職自体が当たり前になりつつあるということがわかります。
有効求人倍率は1.49倍なので転職はしやすい
仕事を辞めることが怖いと思う理由
仕事を辞めることが怖いと思う理由には、いくつかありますが、特にHSPが感じてしまいやすい理由を5つピックアップしました。
職場の人に迷惑がかかる
人手が足りない、みんな忙しいのような理由で、自分が辞めてしまうと職場の誰かに迷惑がかかると思ってしまいますよね。
全く迷惑がかからないわけではないですが、誰かが辞めたらそれを補おうとするのが会社です。
会社では、どこかの部署から異動させる、同じ部署の人の役割をずらす、新しい人を採用するといった手段で、欠員を補充することができるのです。
なので、迷惑がかかるのはほんの一瞬です。
何なら、あなたの役割に就きたいと思っていた人が、職場にいるかもしれません。あなたが辞めることで、希望が叶う人もいる可能性があります。

私も退職するとき、周りに迷惑が…と悩んでいましたが、辞めた後は意外と組織はちゃんと回っており、ちょっと寂しく感じたり。
そして、自分がいなくなったら周りは困るかもと思っていたので、「なんて自惚れだったんだ…」と恥ずかしくなりました(笑)
私もこんな経験があるので、ポジティブに考えても大丈夫ですよ。
転職先が決まるか不安
初めての転職や現在のようなコロナ下だと、特に転職先が決まるかは不安になりますよね。
不安を強く感じるようであれば、現職に勤めながら転職活動をすることがオススメです!
なぜなら、辞める前に強く不安を感じている人は、離職後に収入がなくなることが更なる不安要素になり、精神衛生上良くないからです。
そのため、現職中に転職エージェントや求人媒体などに登録し、どんな求人があるかを見ながら、どんな会社や職種へ転職したいかを考えていくのが良いですよ。
また、もしすでに離職してしまっている場合は、失業給付金がもらえるので、心配しすぎないようにしてくださいね。
不安でマイナス思考になってしまい、転職活動が上手くいかなくなってしまうことが一番もったいないです!

ちなみに、私は2社目を1年ちょっとで辞めています。
そして、退職後にコロナの環境下になり、転職がすごく不安でしたが、失業給付金をもらいながら転職活動をしました。
結果が満足のできる、転職活動ができました!
みなさんにとって、少しでも安心材料になれば嬉しいです^^
上司や同僚と気まずくなる
仕事を辞めると上司や同僚に伝えたことで、関係性が崩れると心配する人は少なくないと思います。
辞めることを伝えた際の上司や同僚の反応が怖かったり、もし仮に退職を受け入れてもらえたとしても、一般的に退職日の1ヶ月前に会社へ退職を申し出ないといけないルールがあります。
なので、退職決定後に1ヶ月間仕事をするのが気まずくならないか心配になりますよね。
特にHSPは、周囲の考えていることを感じ取りやすいので、その期間がストレスになるのではと気にしてしまいます。
私も初めての転職の際、すごく考えてしまい、なかなか退職を言い出せないなんてことがありました。
ですが、退職することを伝えて、関係性が悪くなる職場であれば、長くは続かないのではと思います。
退職することは悪ではなく、個人の人生において重要な意思決定です。なので、次の職場や生活を応援してくれることが一般的です。
また、退職=縁を切るわけではないので、職場で仲良かった人は仕事を辞めても仲良いケースもありますよね。

私は新卒で入社した会社を辞めるときは、「せっかく同期もいるのに…」「同期も大変ながらがんばってるのに…」なんて、ずっとモヤモヤしてました。
年齢関係なく仲の良い会社だったので、仲良い人たちと関われなくなってしまうのではないかと悲しくなりましたが、仲良い人はずっと仲良いものですよね。
(学生時代に仲良い友だちは、ずっと仲良いのと同じ感覚です!)
もはや退職して関わりがなくなった人は、それまでの関係だったのだなと思うようになりました。
周囲の目が気になる
辞めることや辞める理由、次の職場などが、噂で他部署の人までに伝わってしまうのが怖い、それに伴い周囲にどう思われるか気になる人もいるかと思います。
気になる人は、退職することを関係者以外にはすぐ伝えず退職日直近に伝えるようにする、上司に退職することを周囲へ伝えないようお願いをし自分から伝える旨を話しておくことをオススメします。
私は余計なストレスを感じたくなかったので、上司と信頼できる仲の良い人のみに伝え、そのほかは上記のようにしていました!
親の反応が気になる
親にどう思われるかが気になって、退職することが怖いと思う人もいますよね。
「せっかく大学に進学させたのに」「せっかく良い会社に就職できたのに」「石の上にも3年だから我慢しなさい」などのように言われるのではないか、親への申し訳ない気持ちから、抱く恐怖心です。
しかし、親の人生ではなく、あなたの人生です。
今の現状にストレスを感じているのに無理に続けて精神的に病んでしまったり、自分の歩みたいキャリアでなかった場合は時間の無駄になってしまいます。
仕事を辞める際によくある失敗
仕事を辞めたいと思っている、仕事を辞めることが決定した後に、よくある失敗を以下のように3つピックアップしました!
引き留められ他人の意見に流される
仕事を辞めると上司に伝えた際、一般的に引き留めに合うことが多いです。
あなたが優秀であったり、人手が足りなかったりなどの理由から、上司や直属でない上司、社長、同僚などの複数人から引き留めに合った、なんてこともあります。
中には「うちに会社で続けられないのであれば、どこにも転職できない」のようにネガティブな発言や、年収や働き方、異動先などの条件を良くしてくるような引き留め方もあります。
そういった引き留めをに合っているうちに、仕事を辞めること自体を辞めてしまう人がいます。
そして、一度相談した際に辞めなかったが故に、次回辞めることを言い出しづらくなってしまうこともあります。
もちろん、現職で自分が実現したいキャリア形成ができる、自分が望む条件が提示されたなどのように、自分にとってプラスの状態であれば、現職に留まっても良いでしょう。
しかし、他人の意見に流されて、辞めないと意思決定してしまっては、自分が損してしまいます。
周囲に引き留められて悩んでいる人は、「自分はどうしたいのか」今一度考えてみることをオススメします。
有給消化をしない
これは、退職が決定した後によくある失敗です。
出勤日数が減ることで周囲に迷惑がかかる、有給を取ることを言い出しづらい、そもそも有給が取れるような雰囲気がないのような理由で、有休消化をせずに退職してしまう人がいます。
上記のことを思ってしまう気持ちはよくわかるのですが、有給取得は従業員の権利です。
退職前に有給を取得したいと思っているのであれば、上司や人事、会社のキーマンなど、あなたが言いやすい人に相談してみましょう。
転職に失敗する
仕事を辞めたいと思っているのに、無理して働き続けることで、転職に失敗してしまうケースがあります。
そもそも、仕事を辞めたいと思いながら働き続けても、モチベーションがうまく保てません。
仕事で良いパフォーマンスができないため成果が出ず、自分の市場価値低下に繋がるのです。
また、転職市場では年齢が上がれば上がるほど、別職種へのキャリアチェンジがしづらくなったり、経験やスキル、成果を見られやすくなります。
若手であればあるほど、ポテンシャルを見てもらえるので、今の会社で自分の悩みが解決しないのであれば、早めに転職活動を開始することがオススメです。
仕事を辞めることが怖い際の対処法
様々な理由から、仕事を辞めることが怖いと思っている人のために、具体的な対処法を4つご紹介します。
信頼できる人に相談する
仕事に関して悩みがある、モヤモヤしている人は、自分が信頼できる人に相談することがオススメです!
相談相手は、家族や友だち、同僚など、自分が信頼できる人であれば、まずは誰でも良いと思います。
悩みがある際、普段から第三者へ相談できる人は良いですが、自分一人で抱え込んでしまうタイプの人もいますよね。

まず自分で結論を出したいんですね。
ですが、思考は個人のクセがあるのです。考えれば考えるほど、答えが出ない、負のループにハマってします場合があります。
なので、第三者の意見を取り入れてみると、「こんな考え方があるのか」と気づきがあったり、「深く考えすぎていた」と心が軽くなったりするものです。
辞める理由を明確にし自信を持つ
辞めることへの理由を論理的に話せる状態になるために、自分の思考を整理することが重要です。
思考が整理されれば、他人の意見に流されることなく、自分の意思に少しでも自信を持つことができます。
まず、仕事を辞めたいと思う原因が何なのか、その原因はどうしたら解決できるのかを考えてみてください。
その際、原因が複数出てくるケースが多いので、紙に書き出してみるのがオススメです!
すると、根本的な原因が同じ、原因に対する解決策が同じのようなことが見えてきます。
原因自体が現職では解決ができない、解決策を実施したが改善されなかったなどの場合、転職活動へのアクションが起こしやすいですよね。
さらに言うと、仕事を辞めたいと思ったときには、自己分析するのが良いです。
過去や現在の自分の振り返りを行い、自分が今後どういったキャリアを歩みたいかを明確にしていきます。
そもそも、自分にとっての仕事の位置付けは何なのかも明確にするのが、ポイントです。
自己分析をしていくと、数年単位での自分が理想とする将来像が明確になっていき、その将来像を叶えるために、現職では叶えられず〇〇の経験ができる会社へ転職をする、といったポジティブで明確な退職理由ができていくのです。
第三者に退職交渉を依頼する
退職することが自分の中で決定している場合の対処法ですが、退職代行サービスに退職交渉を依頼するという方法もあります。
労働組合や弁護士などがあなたに代行して、退職や有給消化の交渉、日払い賃金の請求などを行ってくれます。
そのため、「自分では退職が言い出しにくい」「退職の相談をしたがうやむやにされた」といった人にオススメです。
例えば、【退職代行ガーディアン】は、東京都労働委員会が承認している労働組合が運営しており、利用するのに安心感がありますよね!
低価格で確実に退職がしたい人に合ったサービスです。
転職活動の情報収集をする
「自分なんてどこも転職できない」「初めての転職で不安」「次の仕事が決まらなかったらどうしよう」のように考えてしまい、退職することが怖い人は、会社に勤めながら転職活動をスタートするのが良いですよ。
例えば、求人媒体に登録してみる、転職エージェントに相談してみるといったことです。
転職活動をして仮に内定が出ても、必ず入社しないといけないわけではないでし、現職に残っても良いのです。
会社に勤めながらとなると、転職活動をする時間の確保が必要ですが、求職者側はお金がかからないサービスが多いので、あなたにとって損になることはありません。
面接を受けてみることで、自分の市場価値を理解できます。
また、どんな会社や職種の求人があるのかをリサーチすることで、自分が転職したい先がイメージしやすくなるので、面接を受けなくても、まずは情報収集だけでも良いわけです。
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